北陸の醤油は関東系に比べて甘く色も少し薄いのが特徴。
私は幼少期から横浜生まれの祖母の味で育ち、多分醤油は関東系だったか。
上京しピアニスト生活に入ってほどなく郷里から嫁に来た妻、東京で醤油の違いを知り福井から取り寄せるようになったが、私は何の違和感も覚えず家庭の味になった。
北陸の醤油に違和感覚える東京人は多い、ツアーで北陸に来演し打ち上げの席で刺身を食べ「あ、甘くてダメだ。普通の醤油ありませんか」
地元にすれば普通の醤油を置いてあるわけで戸惑う店主もいらした。
若手時分初めて行った九州ツアーでは醤油が濃くて甘め、更に日本各地の違いを知った。
更に中国では多様な違いがあるようだが、私のわずかな体験では日本のより濃いハードタイプ、基本的に料理に直接醤油をかける浸す文化がないように思う。
近年、寿司や刺身など日本食も一般化してそれが日本タイプなのかは知らない。
2週間余りに迫った北村英治コンサート打ち上げに向けて関東系醤油も用意,、気付ける全ての準備をして、"Let me show you to Fukui"(福井にご案内します)。