あわら市波松は街から離れた小さな集落、少子化で休校となった小学校での初ソロコンサートが昨年暮れ、好評頂き今春と夏の定期開催となった。
企画担当は元教職に従事されていた坂井先生で、地元の子供たちに良い音楽を体験させたいとの情熱に応え、今春に小学校卒業女子3名との鍵盤ハーモニカ共演。
3人が希望したのは子供向けの歌「さんぽ」、それに因んで自分たちで考えたグループ名「さんぽぽ」、ジャズアレンジが上手く行って一回こっきりでは惜しくなった。
7月に教育関係者イベント出演、そして9月にレッスン発表会で私のトリオ共演で大きな拍手を頂いた。
今年12月3日(日)波松小コンサートにゲスト出演を打診すると、坂井先生「学業との兼ね合いで可否お知らせします」
地元の子供出演は単にピアニスト(私)来演だけでないオンリーワンの意味を持つ、坂井先生も同じ気持ちながら学校に相談されて待つこと何日か。
一昨日東京から帰宅し「出演OK」の一報、早々に兼ねて用意の新曲資料作り、昨日波松に届けた。
バッハ「G線上のアリア」とジャズ「聖者の行進」、全く曲想の異なる2曲で無理ならバッハだけとメモを添えて。
子供を大切に見守り育てる心、私もかつての恩恵を賜っての今。