上海から友人

昨日、銀座「シグナス」、水森亜土さんとトリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)の月例ライブ。

上海に長く住んでいるKさんが一時帰国で来てくれた。
Kさんは東京練馬の出身、私とはお客とピアニストの関係で知り合い、30年ほどのつきあいになる。
以前、仕事での香港駐在がきっかけで中国に興味を持ち、転職して上海に住み現地で嫁さんをもらった。

上海生活はどうかと聞くと、ひところ伝えられた北京などの大気汚染も、冬だけのことで今はかなり改善。

一番辛かったのは何年か前の反日デモ。あの時は危機感も感じたが、今は落ち着いた。
今も表面的には反日的なことがあっても、日本に興味を持って知りたい人が、特に若者にかなり多い。

50万人の中国人が日本観光に行って、ほぼ全員が好印象を持ち帰ることが効果となっている。

時折、日本の観光関連業の方から「中国人観光客に対するもてなしのアドバイス」を求められるが、「特別なことは不要で、通常の日本人のおもてなしが最良」と答える。

中国ニュースサイトで熊本地震の報道を見た。
細かく伝えられているが、スーパーなどから生活用品などの商品が無くなった写真の見出しに「爆買」(「買」は簡体字)の文字。

多分、日本語からの引用漢語かと思うが、日本人として災害時での使用に違和感を抱くが、言語文化が違うのでこれもありなのか。