演奏で各地に伺うので、しょっちゅう旅をしている気はするが、仕事があるのとないのとではやはり違う。
若者の頃もプライベートは旅はしたが、仕事を離れた時間にも「こんなことをしてていいのか」というような、芸の未熟さに対する焦りを常に背負っていたように思う。
このように書くと、普段は練習の鬼でストイックな演奏家生活をしていたかのようであるが、実際はそうでもないところに心の焦りもあったのだろう。
常に音楽と共に日常があるのは演奏家として当然だが、以前よりはプライベートな時間を楽しめるようになって、今回の旅も心に残ったかと思う。
などと自分を分析してみる今日この頃。
さて本日は、アレンジを依頼されたヴォーカルの方々とのリハーサルに出かける。