2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

映画と音楽84-レジェンド

「ブラッドファーザー」"Blood Father"(2016)、フランス制作だが舞台はアメリカ。 メル・ギブソン演じる主人公は街外れのトレーラーハウスに住み、行方不明だった17歳の娘が突然現れる。持って来たクラリネットでワンフレーズ吹いて「パパの好きな曲…

映画と音楽83-B面「世界一周」

このシリーズで登場した映画「カジノロワイヤル」(1967)と「北京の55日」に出演したデビッド・ニーブンという俳優、いかにも英国紳士の風格があり好きだった。主演映画「80日間世界一周」(1958)、19世紀末の英国小説家ジュール・ベルヌ原…

映画と音楽82-浦島慕情

「慕情」(1955)は主演ウイリアム・ホールデン、ジェニファー・ジョーンズ。香港で出会い愛し合った二人、朝鮮戦争が勃発して男は従軍記者として戦地で亡くなる悲恋物語。テーマ曲は大ヒットして、ナット・キング・コール、アンディーウイリアムス、マ…

スイング・ライブレポ

昨日は銀座「スイング」リーダーライブ、有料動画配信ご覧になられた方には感謝申し上げたい。 上写真「スイング」HPより拝借、左から、私PIiano&Vocal 細野義彦Guitar 宅間善之Vibraphone 山口雄三Bass 八城邦義Drums。 ヴァイブとの共演4~5年ぶりで宅…

映画と音楽81ーロックフェス

昨日「俺のフレンチ・イタリアン青山」ランチも夕刻も若いお客様で混んだ。 さて、本日銀座「スイング」、私のリーダーライブで有料動画配信されます。 お申し込みはこちら→高浜和英スウィングタイム 和みのスイングをお届け、ご覧頂けると幸いです! 映画と…

映画と音楽80-分岐

本日「俺のフレンチ・イタリアン青山」ランチと夕刻、それぞれワンステージづつソロ出演。 映画と音楽80―分岐アメリカ映画「アメリカングラフィティー」(1973)がきっかけでオルディーズのリバイバルブームが80年代まで続いた。リバイバルと言って…

映画と音楽79-ジャズフェス

このシリーズに以前登場した映画「二人でお茶を」のテーマ曲"Tea For Two"はとても和む可愛い曲だが、これを超アップテンポでジャズ的スリル満点に歌ったのがアニタ・オデイ、映画「真夏の夜のジャズ」"Jazz On A Summer's Day"に記録されている。1958年…

映画と音楽78-中国映画の続き

昨日の続きが書きたくて、音楽抜きになりますけど悪しからず。 新中国誕生した頃は旧満映の日本人スタッフが中核となって「白毛女」や特撮を使った「橋」など制作し、全員中国人名に変更され上映された。昭和20年代末にスタッフは帰国したようだが、日本人…

映画と音楽77-中国映画

戦前の上海で多くの映画が製作され、日本が旧満州に設立した「満映」(満州映画協会)では李香蘭(山口淑子)主演映画など制作。日本敗戦で満映も解体されるが一部スタッフは現地に残り、優れた映画技術を中国人スタッフに教えながらスタジオを維持した。国…

映画と音楽76-北京の55日

♪ポンポンポン・・・♪のハミングで始まる「北京の55日」は家にブラザーズフォーのシングル盤があった、懐かしい1曲。還暦過ぎた頃ユーチューブでこの曲がテーマになった映画を観た、1900年に北京で起こった争乱を描いている。 映画「北京の55日」"5…

映画と音楽75-コール・ポーター

「ビギン・ザ・ビギン」他、スタンダードジャズとしても多く取り上げられる作曲家コール・ポーター、パリで活動した経歴もあってラテン的明るさとリッチな雰囲気の曲が多い。富豪の家に生まれ育ったが音楽の道を選び、苦労を経てミュージカルなどで成功、晩…

2月ー3月スケジュール

2月 7日 俺のフレンチ横浜 11木 俺のやきとり銀座9丁目店 13土 俺のフレンチ横浜 23火 俺のフレンチ・イタリアン青山 24水 スイング 銀座 リーダーライブ 3月 1月 俺のフレンチ横浜 4木 俺のやきとり銀座9丁目店 18木 俺のやきとり銀座9丁…

映画と音楽74-自転車

小学3~4生の頃だったと思う、テレビでイタリア映画「自転車泥棒」(1948)を観た、貧しい人が生活に必要な自転車を盗まれてとても可愛そうだった。当時、アメリカのテレビシリーズ「名犬ラッシー」「サンセット77」など、”外国人は家も車も冷蔵庫も…

映画と音楽73-アヴァロン

銀座「スイング」のブッキングは店の担当者にお任せで、今月末はギター、そしてヴァイブラホン(以下ヴァイブと略)、この楽器は4~5年ぶりの共演。 映画「ベニーグッドマン物語」で、グッドマン一行がツアーでカリフォルニアのレストランに、ウエイターが…

映画と音楽72-ボンドデビュー

コロナ禍2回目のヴァレンタインデーが過ぎたが、昨年から楽しみにしていた007最新作「ノータイムトゥダイ」の公開は延期に次ぐ延期で今年秋となった。 シリーズ第一作「ドクターノオ」日本公開を調べたら1963年、私は小2だったのか。兄は高校生で映…

映画と音楽71-ヴァレンタイン

昨日、「俺のフレンチ横浜」にクラリネット谷口英治さんと出演、"My Funny Valentine"をミディアムテンポのスイングで演奏。 スローだと暗い感じに聴こえる曲で、クリスマスと違ってシーズンソングとして聴こえてこない。歌詞は「あなたは芸術的美形でもなく…

映画と音楽70-マティーニの思い出

本日「俺のフレンチ横浜」、クラリネット谷口英治さんとデュオで、ランチと夕方の出演。 映画と音楽 マティーニの思い出20歳になる頃イアン・フレミングの007シリーズ原作を立て続けに読んだ。英国人のボンドが飛行機でバーボンソーダを飲むのが意外で…

映画と音楽69-アパートの鍵貸します

昨日、銀座「俺のやきとり銀座9丁目店」、マイクセッティングに入店したのが夕方5時過ぎ、かなり席が埋まっていたのは緊急事態宣言下8時までの営業だからか。 6時過ぎてライブ、多くの若いお客様がよく楽しんで拍手、ライブ感一杯の夜。 映画と音楽69―…

映画と音楽68―並木大通り

本日、銀座「俺のやきとり銀座9丁目店」ソロ出演。 映画と音楽68-並木大通り昨日書いた映画「サンセット大通り」の原題"Sunset Boulevard"でブールヴァードという英単語を覚えた。 仏語由来で幅の広い並木道のことだそうだが、「サンセット並木道」だと…

映画と音楽67-カムバック

昨日書いた滅多とないリクエストの1曲、"Love, Your Spell Is Everwhere"、数年前ソロ出演で何とか覚えていたのでお送り出来た。トロンボーンのカーティス・フラーのアルバム"BLUES ette"に収録され、日本人好みの曲と思うがあまり演奏することがない。この…

映画と音楽66-未来にシナトラ

フランク・シナトラが1985年に来日しテレビで武道館公演を観た。 忘れられないトーク、「バーにお客が一人だけでバーテン相手に恋の愚痴をこぼしている、そんな歌をサルーンソングといいます」、歌ったのが、"One For My Baby"大ヒットした「マイウエイ…

映画と音楽65-中休み

昨日「俺のフレンチ横浜」。春めいた暖かさもあってかランチは多くのお客様、「イパネマの娘」「アメージンググレース」「私の青空」など、ソロ演奏と弾き語りをよく楽しんでくれた。 夕方、ベース酒井一郎さんと久々のデュオでもうワンステージ。 「ノーモ…

映画と音楽64ー訂正

本日「俺のフレンチ横浜」出演、ランチはソロ、ディナーはベース酒井一郎さんと。 映画と音楽―訂正昨日書いた映画「ナイスガイニューヨーク」のディーン・マーチンのワンカット出演の記憶違いを、知人からのメールで知った。すれ違いざまに渡したのは小銭で…

映画と音楽63-ナイスガイ・ニューヨーク

フランク・シナトラが40代終わりに主演した映画「ナイスガイ・ニューヨーク」"Come Blow Your Horn"(1964)、ジャズテイストに溢れていた。 田舎暮らしの若者が父親とけんかして家を出て、ニューヨークに住む兄(シナトラ)のマンションにころがりこ…

映画と音楽62-僕はセンチになったよ

一般的には馴染み薄かもしれない、映画「ドーシー兄弟物語」"The Faburous Dorseys"(1947)、トロンボーンのトミー・ドーシーとクラリネット&サックスのジミー・ドーシー、本人たちが主演。印象に残るのは兄弟仲の悪さ、実際にそうだったという二人が…

映画と音楽61-ジャズ映画花盛り「五つの銅貨」

映画「五つの銅貨」"The Five Pennies"(1959)、主演ダニー・ケイ。実在のコルネット奏者レッド・ニコルズの伝記、映画タイトルは彼のバンド名でメンバーに若きグレン・ミラー、ベニー・グッドマンなどがいた。映画のコルネット吹き替えは本人。 192…

映画と音楽60-ジャズ花盛り/ベニー・グッドマン

昨日からの続き、映画「ベニー・グッドマン物語」(1956)、グッドマン役はスティーブ・アレンが演じたが共演の演奏家たちは本人。テディー・ウイルソン(Pf)、ジーン・クルーパー(Dr)、ライオネル・ハンプトン(Vib)他。 グッドマンは自身のフルバンド結…

映画と音楽59-ジャズ映画花盛り

1950年代はジャズ映画花盛り。 「グレンミラー物語」(1954)、グレン・ミラーの若者時代から終戦間際に飛行機で行方不明になるまでを描いている。 主演ジェームス・スチュアートで妻役ジューン・アリソン、このコンビは映画「戦略空軍命令」でも夫…

映画と音楽58-ニューオリンズ

昨日書いた映画「ヒットパレード」の前年制作された、映画「ニューオリンズ」(1947)、ジャズ誕生の地から世界に広まった過程を描いている。 1910年代、ニューオリンズに引っ越して来た上流階級のお嬢様はクラシックの声楽家で、メイドの鼻歌に興味…