2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャンプとカセット

40年余り前、「ジャンプ」という音楽スタイルを教えてもらったベースの牧裕(まき ゆたか)くん、関西訛りがソフトで穏やかな人柄だった。 ジャンプ(あるいはジャンプ・ブルース)とは、1930年代後半から40年代、黒人のブルース、ブギウギ、ジャズ…

ジャズです

昨日ブログに1957年のドイツ映画「朝な夕なに」のテーマ曲が「ジャズっぽくないがジャズ、そういう時代」の補足。 ジャズは20世紀初頭のアメリカに生まれて、讃美歌やラテンなど様々なスタイルを含んで世界に流行。各国において、伝統音楽とクラシック…

まだジャズ

ベルト・ケンプフェルト楽団の「真夜中のブルース」は1957年のドイツ映画「朝な夕なに」のテーマ曲だった。 ある学校に若い女性教師が赴任して16歳の男子クラスを受け持つ。 当時の西ドイツにこんな校舎があったのかと思うほどモダンで洒落ている。 先…

ステイホーム週間

近所の都立小金井公園は桜の時期も混むが、ゴールデンウイークも渋滞して近所の買い物も車だと迂回ルートをとるほど。 今年「ステイホーム週間」と名を変えた連休に入って、昨日お昼過ぎにウォーキングに行ってみると正面入口に「駐車場閉鎖」の看板持った係…

動画アップ

先日、4月21日に銀座スイングで撮影した北村英治さんの動画が、ユーチューブ、フェイスブックにアップされた。 スイング社長の岩本宏さんお一人での撮影と編集、お疲れ様でした、感謝します。 北村さんのメッセージはこの何倍かあったが、ごく必要な部分…

昔の自粛

30年余り前に活動したジャズコーラスの「ロミ&ジョーカーズ」は、ある有名作曲家S先生と縁があって事務所を間借りしていた。 S先生は私が中学生の頃にヒット歌謡連発しレコ大受賞、テレビのプロ登竜門番組の審査員でよく出演されていた。 ちょくちょく…

果てまで

昨日午前中は晴れて暖かく、樹々の緑も美しい、今年も巡って来た季節の心地よさ、でもコロナなんだよなぁ、と、ふと昔の歌を口ずさむ・・・ま、たいてい昔の歌しか出てこないんだが。 ♪Why does the sun go on shining? Why does the sea rush to shore? Don…

励ましワード

北村英治さんのステージトークは落ち着いた語りで滑舌も良く言葉がよく伝わる。 お若い頃にラジオでしゃべる仕事をもらって、初めてだったので自ら半年間プロの指導を受けたそうだ。 テレビ出演などの折に台本はさっと見るだけ、本番でそれに沿った話を時間…

動画収録

昨日ブログ、北村英治さんマネージャーからの連絡「動画とかで発信を考えています」に続きがあって、「で、クラ一本じゃ寂しいから、高浜さんも手伝ってくれない?」 「喜んで!」とお受けしたものの、コロナによる「活動自粛」「三密NG」で自宅発信の音楽家…

北村英治さん近況

コロナ自粛生活20日目になるが、子供の頃からスポーツとかアウトドアが苦手な私は家籠りのストレスがない。 きちんと食事してよく寝て、電車や人混みに身を置く怖さもないが、日用品の買い物ではマスクとアルコール消毒など気を付けている。 ニュースに見…

ホームビデオ

今月11日のブログに、バブル期にオルディーズがリバイバルブームだったと書いた。 オルディーズは昭和30年代に日本でもカバーによる日本語で大ヒットして、歌ったのは(以下敬称略)、弘田三枝子、九重由美子、ダニー飯田とパラダイスキングなど。 この…

シー調

昨日ブログに書いた「スターダスト」、私世代ではテレビで覚えた方も多いと思う。 テレビバラエティー番組「シャボン玉ホリデー」のクロージングテーマとして毎週使われていたからで、ザ・ピーナッツ(双子のコーラス)が歌の後半から歌い出すと、クレージー…

ヴァース知って祝福

スタンダードジャズにはヴァース(Verse)があってコーラス(Chorus)という形式が多い。 ヴァースとコーラスは文章で言えば序章と本題で、ミュージカルなどで台詞にメロディーがついて語り風に歌い出すのがヴァース、リズムと共に歌い出すのがコーラス、しか…

旧友から

昨日、岐阜県に住むベーシスト北川弘幸くんから電話があって「どうしてる?」と。 互いの健康と休業中の近況を話し合った。 彼は同郷(福井県)で1歳上、互いに高校時代から知っていた。 互いにロック少年で別バンド、私はベースで彼はギターで共演こそなか…

飾らない

バッハの時代はピアノが発明されてなかったので、チェンバロ用の作品も多く、後にピアノでも演奏するようになった。 クラシックピアノ初心者向けの練習曲集「バッハ・インベンション」では、右手左手がそれぞれ独立した旋律を弾く(対位法)練習と、装飾音(…

英語の歌

中学に上がった頃に7つ上の兄が「ギター貸してやるからコード覚えるといい」と、ガットギターとコードブックを貸してくれた。 コードをC、Am、F、G7と少し覚えたら、兄が「中学生でも分かる英語の歌」と、フォークソング「花はどこへ行った」の歌詞を…

このところ

今月1日に仕事をしたきりで、休業に入って約2週間になる。 家に籠り、たまに姪の双子を預かって子守、昔「こもりのおばちゃま」として有名だったのは映画評論家の小森和子さんだが、今や私はコモリのおじちゃまだ。 休業を強いられてはいるが、世界的災難…

オルディーズ

オルディーズ(或いはオールディーズ)という言葉を最初に耳にしたのは、1970年代半ばだったか。 最初何のことかと思ったが、1950年代~60年代前半のポップス、ロックンロールのことと知って「あぁ、なんだ、それなら私も大好きだ」だった。 団塊…

低音の魅力3-低音の携帯

温泉街で育って小4の頃、知り合いの旅館に遊びに行った。 昼下がり、お客のいないラウンジにジュークボックスが置いてあって、好きな曲を聴いていいよと10円(だったかな?)を投入してくれた。 曲目リストから「パラダイス・ア・ゴーゴー(ベンチャーズ)…

低音の魅力2-テレビでレコード

昨日の続きで、ベースの低音を響かせるにはギターアンプでは無理があって、ベース専用アンプが必要になる。 日本の事情をエド山口さんが動画で解説している。 「1960年代初頭は日本にベースアンプがなかったと思う。1965年のベンチャーズの初来日の…

低音の魅力

コロナ勢いが一行に収まらないが、ちょっとマニアックな音楽話。 私がプロデビューした1970年代半ば、ジャズのウッドベース(コントラバス)もピックアップを付けてアンプで低音を補正することは常識だった。 本来、生で演奏されてきたウッドベースにア…

子供預かる

昨日は姪夫婦の小3双子を預かった。 家内は”有用”の外出で夕方まで私一人だが、手のかからない二人なので心配ない。 車で片道18分、家に連れ帰り先ずは二人で宿題、お昼はうどんを作って食べさせ、午後は小金井公園へ。 人の少ない広場でサッカー気分のボ…

緊急事態宣言

昨日、政府より「緊急事態宣言」が発表された。 今月に入って医療崩壊ギリギリと報道されていたのでやっと出た感あり。 重く受け止めた人もいるとは思うが、ずっと休業中の私は何ら変わりない。 今月1日に出演した翌日から休業、月末1本だけ未確認だが多分…

講談

アルトサックスの大御所、五十嵐要明さんのお父様は東京八丁堀で「聞楽亭」(ぶんらくてい)という講釈場(講談専門の寄席)をされていた。 戦時中、講談だけでは経営が難しいということで落語も扱う寄席に変更したそうだ。 私の世代になるとテレビで講談を…

電話今昔

先月25日のブログに書いた、ドリス・デイの映画&歌「先生のお気に入り」""Teacher's pet"の翌年、"1959年の映画「夜を楽しく」、やはりドリス・デイで、こちらはロック・ハドソン共演だった。 舞台はニューヨークだったと思うが、アパートの上下階に…

春爛漫散歩

仕事は連日キャンセルで、電車に乗って都心に行くこともない分、気持ちは楽。。 昨日、午前中は家内とスーパー2店舗へ、特に混雑もなく普段通りだったが、やはりマスクはない。 お昼を食べて、運動不足解消と花見を兼て近所の小金井公園に。 公園正面入口の…

休業中は落語

昨日、姪夫婦の小3双子を預かった。 家内がお昼の用意をしている時に「昨夜何食べた?」と聞くと「福井のそば、たくさん食べた」と。 先日、郷里の姉(双子の祖母)が送ってくれて我が家もおすそわけに預かった。 私「じゃ、おそばの昔話してあげようか」と…

ありがたいかな

昨日、東京のコロナ感染者97人と急増、ここがピークか、まだピークに向かう途中か、ほんとに怖~い。 ほんの2週間ほど前は「こんな状況でも仕事があるのはありがたい」と言ってたけど、今となっては仕事に出るのも恐々だ。 こんなことは私も経験ないけど…

切実に響く歌

オーストラリアのジョンさんとシンガポールのレジさんから、北村さん宛の伝言メール届いたので転送、私からレジさん宛に返信した。 英語力つたないのでネットの例文を参考にしつつ、北村さんはお元気だが活動自粛中であることなどの近況と、最後に「ジャズソ…

オーストラリアより

昨年、横浜「バーバーバー」北村さんライブの折、メルボルン(オーストラリア)からお越しのお客様がいらした。 ブログを探してみると2019年1月18日だった。 ジョンさんは多分今年還暦かと思うが、13歳の時にラジオで北村さんの演奏を聴いてファン…